Hola! みなさんこんにちは!
さて以前、スペイン語の「元気?」について書きましたが、
今度はもっともっとこなれた、かつ、キューバならではの挨拶を覚えてみましょう!
「¿Qué bola?」 ケ ボラ?
意味は英語で言う「What’s up?」のような意味。
「どう?なんかあった?」のようにも訳せますし、いわゆる「¿Comó estás?(元気?)」の別の言い回しです。
(※はてなの逆さまのマーク(¿)はビックリマークと同じように、文の頭に置くもので、普通のビックリマークで挟んで疑問文を作るのですが、メッセージをやりとりするときに私のスペインや中南米の友人で使っているのを一度も見たことがありません。笑 ので、以下略します。)
答え方は簡単。
カジュアルな挨拶のひとつという感覚なので、これを聞かれたときに真面目になにがあったかを答える必要もなく、「Qué bola?」と同じ言葉で返せばOKです。
これと同じように使う言葉はたくさんあって、
王道のスペイン語では「Qué tal?」ケ タル?と言ったり
メキシコのスペイン語では「Qué onda?」ケ オンダ?と言ったり。
スペイン語にもいろんな方言ああります。
日本語でも東京弁があって名古屋弁があって大阪弁があって、、、とその土地ならではの言い方がありますが、その感覚と同じなような気がします。
もちろん基本のスペイン語は通じるのですが
私がスペイン語の学んだのはニカラグアなのですが、お隣のコスタリカでさえも違った言い回しがたくさんあり、
ニカラグアではこうやって言うのにキューバでは違うということもたくさんありました。(そのせいで大変な間違いをしてしまったことも。。。!(笑)その話はまた今度書きますね)
「ありがとう」を大阪弁では「おおきに」と言う、ということと似ているのかなと。
はじめは、慣れなかったり聞き返したり、時に大きな間違いをしてしまったり!と大変な時ももちろんありましたが、
例えば、大阪に観光に来ている外国の方がたどたどしくても大阪弁で「オ、オオキニー!」って言ってくれたらすごく嬉しいと思うんです。
私の出身は埼玉で特徴のある方言はとくにないのですが、
ローカルのCMで十万石まんじゅうというのがありまして。。
仲良くなったイギリスの方に「うまいうますぎる」「十万石まんじゅう」という埼玉では超有名なフレーズを言われた時、びっくりしたのを覚えています。(笑)
聞けば彼は大学生のとき埼玉に住んでいた、と。それ以外は日本語ほとんど忘れちゃった、と自分で笑っていましたが、
ちょっとした一言でも、自分の地元のことに興味をもってくれたこと、覚えてくれてたことが本当にうれしかった。
なので、ほんの一言でもいいんです、地元ならではの挨拶を覚えて旅するのがおすすめです。コミュニケーションもとれて、みんなハッピーになれるから。
ぜひキューバの方言「Qué bola?」で挨拶して、キューバのみんなをびっくりさせてみてください。
キューバ・カレタブエナ観光大使 TOCO