みんな知ってる「Thank you」という言葉。
英語をあまり知らないキューバ人もこの言葉は知っています。
中国でもインドでもイスラエルでもデンマークでもエジプトもルワンダでもニカラグアでもアルゼンチンでも、
英語を母国語としないところでも世界中で「Thank you」は通じます。
もちろん日本の私たちにとっても身近な言葉。いちいち「thankは感謝でyouはあなたで、、」と訳して考えなくてもスッと意味が理解できます。
でもあくまでも私の意見ですが、英語圏以外の国では「Thank you」をなるべく封印することをオススメしています。
感謝の気持ちを現地の言葉で伝えると、、、なにが起きるかというと
単純に逆を想像してみてください。
日本であなたに道を聞いてきた外国の方がいます。
どうやら日本語がわからない様子。
英語で道を説明し、別れ際にその外国の方に
「ア、アリガートー!」
と片言でも日本語でお礼を言われたら、、、
とってもとってもとっっっても嬉しいですよね。
旅行というのはもちろん世界遺産や観光地を見ることも大切なポイントですが
そのためにはその国に入らなければいけない。
その国にはもともと住んでる人たちがたくさんいて、
その方の生活圏にお邪魔することになります。
国でもお家でも、だれかのところにお邪魔する時は相手への尊敬の気持ちが大切、
それを表現するのに「アリガトウ」をその国の言葉で言うのが一番いいと思っています。
スペイン語では「Gracias(グラシアス)」と言います。
片言でいいので伝えてみると、キューバの人たちは絶対に喜んでくれます。
中には「よく知ってるな!ラムでも飲んでいくか?!」と招待してくれる人も!
私も初めて覚えたスペイン語はこの「Gracias」でした。
このたった一言を言うたびにどんどん友達ができていったのを今でも覚えています。
ぜひみなさんもまずは「Gracias」を使ってみてください。きっと素敵な出会いが始まりますよ。:))
キューバ・カレタブエナ観光大使 TOCO