皆さんこんにちは。キューバ・カレタブエナ観光大使のToco (小島聖子(コジマサトコ))です。
突然ですが私にはTocoというスパニッシュネームがあります。
実はこの名前のおかげでキューバや中南米でたくさん友達ができました。
もともとはニューヨークにいた時に、英語を母国語とする友達に名前を覚えてもらうためでした。
日本の名前は世界から見てとても特別で発音しにくいので、
どうしても「Satoko」という母音が3つ以上ある名前は覚えづらいようです。
中国の友人はイングリッシュネームをもっている子が多く、私も作ろうかと思ったのですが、
なんだか突然「Catharine(キャサリン)」とか「Susan(スーザン)」と呼ばれるのも自分じゃないみたいだし、きっとこれでは自分が慣れるのも大変。
じゃあ単純に母音が2個ならいいのでは、と「Toko(トコ)」と名乗ったら、これが大正解。みんな「Satoko」よりもすぐ覚えてくれるようになりました。
そしてキューバを旅しているとき、「トコ?!まるでToco(スペイン語で「触る」の意味)みたいだね!」とキューバの方に言われ、
そのまま「Toco」と名乗るようになりました。
「toco」はスペイン語で「I touch(触る)」や 「I play(楽器を弾く)」の意味で、
いつも自己紹介の時は「Me llamo TOCO como tocar(私の名前はトコ、触る、みたいな)!」と言いながら相手の肩をトントンしたり、ドラムを叩く真似をしたりしています。
そうするとみんな一回で覚えてくれるように!
街を歩くとまるで地元のようにみんなが「Toco!」と話しかけてくれるようになりました。
実はスペイン語の母音は「ア エ イ オ ウ」、日本語と同じ5音なんです。
なのでスペイン語圏の人は日本語の発音をうまく言える人が多いんです。
それにプラス、スペイン語を連想させたら、きっとみんなすぐ名前を覚えてくれるはず。
ぜひみなさんもスパニッシュネームを作ってキューバで友達をたくさん作ってみてくださいね。
キューバ・カレタブエナ観光大使 Toco